よくあるご質問法人・オーナー様

塩ビシート防水とは何ですか

「塩化ビニル樹脂製のシート」を接着剤や機械で貼り付けて防水層を形成する工法です

塩ビシート防水はシート型の防水材のため意匠性に優れており、屋上防水やバルコニー床・共用廊下床等あらゆる箇所での施工が可能です。また、シートを広げていく施工方法なのでウレタン塗膜防水と比べて一度に広範囲の施工することが可能です。塩ビシートの貼り付け方法により、「密着工法」と「機械固定工法」の2つに分かれ、それぞれ材料によって使い分けられます。

塩ビシート防水 密着工法

下地と塩ビシートを接着剤などで貼り付ける工法です。特に防滑機能と意匠性のある長尺塩ビシートはバルコニー床や共用廊下床に多く用いられます。

 

<工程>

  1.   床材剥がし機で既存の長尺塩ビシートを撤去する
  2.   下地補修及び下地調整を行う
  3.   側溝(=排水のための溝)・巾木(=床と壁の継ぎ目、立上りの部分)のウレタン塗膜防水を施工する
  4.   必要な大きさにカットしておき、床面に接着剤を塗布する
  5.   オープンタイム(=本来の接着力を発揮させるため貼り合せるまで開放しておく時間のこと)経過後、長尺塩ビシートを貼り付けて転圧する
  6.   シート端末にシーリングを打ち、へらで押さえて施工完了

※工法により工程は異なります

※既存長尺塩ビシート撤去の様子はこちらの動画をご覧ください
※バルコニー床防水(長尺シート仕様)の様子はこちらの動画をご覧ください
※共用廊下床改修工事(長尺シート仕様)の様子はこちらの動画をご覧ください

塩ビシート防水 機械固定工法

固定用のディスクを用いて、塩ビシートを屋上下地に固定する工法です。コンクリート用電動ドリルでディスクを屋上下地に固定するため、作業中は下の階のお部屋にかなりの振動や騒音が響きます。他の防水工事と比較すると、接着剤を使わずに既存防水層の上からディスクで防水シートを接着するため、撤去費や廃材処分費を抑えることができ環境にも優しい工法です。

 

※屋上防水工事(塩ビシート機械固定工法)の様子はこちらの動画をご覧ください

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