仕事の楽しさ・やりがいについて教えてください。
仕事の楽しさは、さまざまな方との出会いや知見に多く触れるところにありますね。特に現場代理人は理事会・修繕委員会の方とお話する場面が非常に多いのですが、工事に関する知識はなくても、私よりも何十年もキャリアが長い社会人としての先輩も多いです。そういった方々から異なる切り口で上手な仕事の進め方やアドバイスをいただいて、お客様からも学べる機会がある。そうすると業務スキルだけでなく人間性の向上にもつながっていくので、非常に多くの刺激を受ける日々です。また、多い時で1日に120人ほどの作業員と関わり、仕事の話や技術的な話はもちろん、他愛もない話や家族の話など、人が多ければ多いほど毎日違う刺激がある。これは多分他の職種ではそういった場面はなかなか少ないんじゃないかなと思います。こうして多くの方との関わり、人間関係を構築していくことが仕事に対してのやりがいかなと思います。
お客様と良いパートナーになるために気を付けていることはありますか。
工事の最初から良いパートナーになれるかというと実はそうではないんですよ。どうしても私達現場代理人は工事が着工する段階でお客様と初めてお会いすることが多いので、最初から信頼されているかと言われるとそうではない。信頼を積み上げていくというか、工事を進めていく中で、よく相手の話を聞いて理解し、こちらからもお客様に発信していく。こういったやり取りのなかで、お客様との信頼関係を築いて良いパートナーになっていくのではないかと思います。