エキスパートインタビューvol.3

お客様と一緒に「工事」
をつくりあげる。
それが修繕工事にしか
できないこと

大杉紀彦

特命工事部 エキスパート
(インタビュー当時)
大杉紀彦

お客様にとって現場代理人はどういった役割なのでしょうか?

私たちの仕事は専門性が高いので、お客様からは「プロとしての意見」や「プロとしての認識」について聞かれることが多いです。それは建築のプロ、修繕工事のプロであることはもちろんなのですが、最終的には担当した建物のプロとして聞かれているのかなと思います。工事期間中ほとんど毎日常駐している現場代理人は、足場を仮設しての調査や住んでいる方の生活を含め建物をよく見ているので、「お客様よりもそのマンションを知り尽くしたプロ」になる。それは設計監理の方よりも私達現場代理人が一番強い部分だと思いますね。

エキスパートとして、大切にしていることはありますか?

エキスパートもお客様にとっては同じ“現場代理人”なので特にエキスパートだからどうのこうのという意識は少ないですが、エキスパートは専門的知識を多く持った“修繕工事のプロ”という位置付けになるので、その分お客様からの期待値も高まる。ヨコソーの看板を背負っているという気持ちで、エキスパートの名として恥じないようにしっかりとした工事や提案を行う、あとは誠実な対応を行うことを心がけています。あとは、エキスパートと同等の技術や知見を持っている若い現場代理人も増えてきているので、負けられないぞという気持ちは持っていますね。

仕事の楽しさ・やりがいについて教えてください。

仕事の楽しさは、さまざまな方との出会いや知見に多く触れるところにありますね。特に現場代理人は理事会・修繕委員会の方とお話する場面が非常に多いのですが、工事に関する知識はなくても、私よりも何十年もキャリアが長い社会人としての先輩も多いです。そういった方々から異なる切り口で上手な仕事の進め方やアドバイスをいただいて、お客様からも学べる機会がある。そうすると業務スキルだけでなく人間性の向上にもつながっていくので、非常に多くの刺激を受ける日々です。また、多い時で1日に120人ほどの作業員と関わり、仕事の話や技術的な話はもちろん、他愛もない話や家族の話など、人が多ければ多いほど毎日違う刺激がある。これは多分他の職種ではそういった場面はなかなか少ないんじゃないかなと思います。こうして多くの方との関わり、人間関係を構築していくことが仕事に対してのやりがいかなと思います。

お客様と良いパートナーになるために気を付けていることはありますか。

工事の最初から良いパートナーになれるかというと実はそうではないんですよ。どうしても私達現場代理人は工事が着工する段階でお客様と初めてお会いすることが多いので、最初から信頼されているかと言われるとそうではない。信頼を積み上げていくというか、工事を進めていく中で、よく相手の話を聞いて理解し、こちらからもお客様に発信していく。こういったやり取りのなかで、お客様との信頼関係を築いて良いパートナーになっていくのではないかと思います。

大杉紀彦

今後の展望について教えてください。

「改修王」になりたいですね。というと大袈裟かもしれないですが、この産業において右に出るものはいないというような経験や知見を積み上げて、ヨコソーのエキスパートや現場代理人が優れていると業界的に認められるように、名の知れた存在になれるようにしていきたい。業界内でも秀でた存在になることで、会社にとってもメリットは大きいのではないかと思います。

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