バルコニーの荷物は片付けが必要?居住者が知っておきたい大規模修繕工事の準備とは【オンラインセミナーvol.11】

大規模修繕工事が始まる前の準備として“バルコニーの片付け”について耳にしたことがある方も多いと思います。大規模修繕工事に向けてどのような準備が必要なのか、工事説明会ではどのようなことを確認すべきなのかなど、初めて大規模修繕工事を経験される方や、一度大規模修繕工事を経験されたことのある方でもご不安なことが多いのではないでしょうか。

今回は、『大規模修繕工事の着工前準備【居住者編】』をテーマに、特に居住者様確認・準備しておいていただきたい“バルコニーの片付け”について解説していきます。

目次

大規模修繕工事はバルコニーの工事も含まれる

バルコニーは各家庭で自由に使える“専有部分”と考えてしまいがちですが、バルコニーは専有使用権が認められている“共用部分”に該当します。つまり区分所有の範囲ではなく管理組合で所有している場所ですので、一般的にはバルコニーやベランダも大規模修繕工事の工事範囲に含まれます。
※工事の契約内容によってはバルコニーの工事を行わない場合もあります。

また、大規模修繕工事は新築工事とは異なり住みながら行われる工事”のため、特に日常的に利用するバルコニーの利用については居住者様側も留意しなければならないことがいくつかあります。
もちろん施工会社は居住者様の安全を最優先に生活の負担をなるべく軽減するための対策を行いますが、大規模修繕工事を円滑に進めるためには、居住者様と施工会社のが協力しあうことが必要不可欠なのです。
それでは大規模修繕工事中、バルコニーでどのような作業が行われるのでしょうか。 

大規模修繕工事でのバルコニーの工事内容

マンションの大規模修繕工事においてバルコニーでは次の工事が行われます。

①シーリング工事

サッシの気密性・水密性を確保し漏水を防止するために、シーリングと呼ばれるゴム状の防水材を打ち替えるシーリング工事が行われます。バルコニーにおいてはサッシ廻りや建具廻りなどにシーリングが使われています。

なお、サッシ廻りのシーリング工事の際、網戸が付けられたままでは施工に支障が出てしまうためシーリング工事前に網戸を取外す必要があります。網戸の多くは室内側から網戸の外れ止め金具を操作して外す必要があるため、網戸は各家庭で取外し、室内に保管しましょう。

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②下地・タイル補修工事

コンクリートや外壁タイルのひび割れや欠損、浮きなどを補修する工事で、コンクリートを削ったり穴をあけたりするため工事中は騒音やほこりが発生します。表には出ない部分ですが、補修後に行う塗装工事や防水工事の仕上がりに大きく影響する工事です。工事期間中はバルコニーに洗濯物が干せなくなりますので注意しましょう。

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③外壁高圧洗浄工事

シーリング工事及び下地・タイル補修工事完了後、バルコニーの天井や壁、床などを高圧の水で洗浄します。高圧洗浄することで汚れをしっかり落とし、塗装材や防水材の密着を高める目的があります。洗浄水が飛散するため工事期間中はバルコニーでの洗濯物干しができないので注意しましょう。

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④内外壁・鉄部塗装工事

外壁高圧洗浄工事完了後はバルコニーの天井や壁、パーティション、樋(雨水を地上に流すための配管)などを塗装します。バルコニーの塗装工事において居住者の皆様にとって大きなポイントとなるのが“バルコニーの使用制限”です。バルコニーの塗装工事期間中は、施工しない箇所が汚れないようにサッシ窓などをビニールで完全に覆ってしまいます。そのため、塗装工事期間の1週間程度は洗濯物干しができなくなるのはもちろん、バルコニーへの出入りが一切できなくなりますので心構えをしておきましょう。 

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⑤防水工事

バルコニーの工事で最後に行われるのが防水工事です。漏水を防止するための防水層をバルコニーの床や側溝に作る重要な工事であり、下地である床材に合わせてウレタン塗膜防水や塩ビシート防水など様々な工法があります。塗装工事と同様にバルコニーの防水工事においても、工事中及び乾燥期間はバルコニーへの出入りができなくなります。 

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工事が始まるまでにバルコニーの片付けを

バルコニーでの工事についてご紹介してきましたが、このように大規模修繕工事が始まるとバルコニー周辺では毎日様々な工事が行われます。工事期間中は作業員が度々バルコニー内に出入りし作業を行いますので、工事がスムーズに進むよう室内に荷物を片付ける必要があります。ほこりや塗料などが飛散して汚れてしまったり、作業するために動かす際に壊れてしまう恐れがありますので、大規模修繕工事中はバルコニー内に荷物は置かないようにしましょう。ひとりで片付けることが難しい場合は現場代理人に相談して手伝ってもらうという方法もあります。 

バルコニーの片付け以外にも網戸の取外しや洗濯物干しの制限など、工事期間中は居住者様のご協力が必要となる場面が多くあります。
大規模修繕工事がこれから始まるという方も、工事の予定がまだ先であるという方も、大規模修繕工事をスムーズに進めるためには工事中や工事前にどのような準備をしておくと良いのかを事前に確認して備えておきましょう。

 

セミナー動画ではより詳しい解説がご覧いただけます!

オンラインセミナーvol.11では、具体的に片付けが必要な荷物例をはじめ、バルコニーの片付け以外にも大規模修繕工事に向けて居住者様が準備しておきたい5つのことについてさらに詳しく解説します。具体的にマンションの居住者様は何をすれば良いのか、どのようなことに注意したら良いのかなど、実際の写真などを交えて詳しくお伝えしています。これまで数々の大規模修繕工事に携わってきた“修繕のスペシャリスト”である一級建築士/小野寺健による解説がご覧いただけます。

セミナー動画はこのような方にオススメの内容となっております。

  • お住まいのマンションで大規模修繕工事が始まるので準備をしたい
  • 大規模修繕工事では何をしなければいけないのか知りたい
  • マンションの大規模修繕工事ついて知識を得たい
  • 管理組合またはオーナーとして居住者の方へのお願い事項を知りたい

 

大規模修繕工事に向けて居住者様がすべきことについて知っておくことで、いざ工事が始まってから焦らずに工事中も快適に日常生活を送ることができるはずです。
セミナーは無料でご視聴可能となっておりますので、大規模修繕工事を予定しているマンションにお住まいの方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

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<講師プロフィール>

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価値ある修繕のスペシャリスト
小野寺 健 / Takeshi ONODERA

株式会社ヨコソー 技術支援責任者(技術品質・積算部門執行役員)
一級建築士・一級建築施工管理技士・一級土木施工管理技士・監理技術者

現場代理人として数多くのマンション管理組合様の大規模修繕工事を担当。現在はその知識・経験・ノウハウをヨコソー全体に浸透させ、お客様への品質提供のより一層の向上を担うため、技術支援責任者の立場で全工事に携わる。一級建築士事務所の建築士として長期修繕計画の作成業務にも従事する。

 

<セミナー概要>

セミナータイトル 『いよいよ大規模修繕工事スタート!着工までに確認したい5つのこと(居住者編)』
セミナー内容

1.着工前準備の重要性
2.着工前に準備すべきこと
 ①バルコニーの片付け ④防犯・プライバシー対策
 ②網戸の取外し    ⑤在宅工事  ※ある場合のみ
 ③工事用掲示板
3.大規模修繕工事を成功させるために

対象者
  • 分譲マンションにお住まいの方(区分所有者の方)
  • 賃貸マンションにお住まいの方
  • 大規模修繕工事をご検討中の管理組合・オーナーの方

※同業企業様等のお申し込みはお断りさせていただいておりますことをご了承ください

視聴方法

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必要事項の入力完了後に動画のURLを送信いたします。

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<お問い合わせ>

株式会社ヨコソー オンラインセミナー事務局
E-Mail:info-m@yokosoh.co.jp

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