【マンション】キッチン交換 | 引き出し戸で収納空間を無駄なく活用

目次

【リフォームさせていただいた物件概要】
エリア:神奈川県横浜市鶴見区
建物種別:マンション
リフォーム箇所:キッチン
工事期間:4日間

【工事概要】
キッチン交換

 

収納力を維持したままキッチンを交換したい

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今回のお客様からは「収納力は落とさずに(これまで以上に使いやすいように)キッチンを交換したい」とのご要望をいただきました。また、経年により扉の面材が劣化している部分が複数あり、劣化やメンテナンスについてのご相談もありました。
そこで“開き戸”ではなく“引き出し戸”タイプのキッチンにてご提案・リフォームした事例をご紹介します。

 

引き出し戸と開き戸では何が違う?

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いつの間にか物が増えていきがちなキッチンの収納スペース。単純に収納スペースが広い・多いということではなく、いかに使いやすい収納スペースとして保っていけるかが大切ではないでしょうか。
最近では開き戸タイプではなく引き出し戸タイプのキッチンが主流となってきていますが、各々の主な特徴を記載してみます。

●開き戸タイプ
<メリット>
・吊戸棚は収納物に合わせて可動式の棚板を調整することでデッドスペースをつくらず(無駄なく)収納しやすい
・高さのある鍋や大きなサイズのキッチン家電やキッチングッズも収納しやすい
・扉の材質をガラス製にして“見せる収納”にするなど意匠性を高めやすい
<デメリット>
・上段のものや奥側に収納したものは取り出しづらい場合がある
・棚板を設置できないシンク下のスペースについては上部空間にデッドスペースが生じやすい

●引き出し戸タイプ
<メリット>
・引き出すだけで収納した物が一目瞭然で分かるように収納しやすい
・奥側に収納したものでも簡単に出し入れできるため家事効率が向上しやすい
・高さのあるもの、ないもので引き出しを使い分けることにより無駄なく収納スペースを活用しやすい
・地震の際に開き戸に比べて中のものが外(床面)に飛び出しにくい構造である
<デメリット>
・引き出した際に中のものが動きやすい
・通路には引き出すためのスペースが必要となる(狭いと引き出し戸を最大限引き出せなくなってしまう)

どちらにもメリットやデメリットはありますので、自分にとって使いやすい環境にあわせて選ぶようにしましょう。

 

キッチン扉の面材(素材)で印象が変わります

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実はキッチンの印象を決定づけやすいポイントが“キッチン扉(の面材)”と言われています。面材には複数の素材や色、デザインがあるため選んだものによって大きく印象が変わりますが、耐久性やお手入れのしやすさも考えて選ぶことが大切です。

●化粧シートタイプ
現在もっとも主流のもの。安価でデザインも豊富。

●塗装タイプ
ウレタン樹脂塗料などで塗装したもの。化粧シート張りにはない耐久性がある。

●天然木・合板タイプ
無垢材のような風合いがあるもの。傷はつきやすい。

●高圧メラミンタイプ
汚れや熱に強いもの。カラーバリエーションは少なめ。

●ステンレスタイプ
水やカビ、ニオイに強いもの。濡れたままにすると錆の発生の原因に。

●ホーロータイプ
鉄の強さとガラス特有の透明感をあわせもつもの。重量があることとレトロな印象を与えることも。

施主様へは落ち着いた印象のもので劣化対策やメンテナンスが楽になるものが良いと考え、ホーロータイプでご提案・工事をさせていただきました。
今回の記事がキッチンリフォームをご検討のお客様のご参考になれば幸いです。

 

Before/After写真

Before1
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Before2
Before 2.webp

After1
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After2
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