注目トピック
当たりまえを積み重ねる―愚直さとコミュニケーションで築く、中堅代理人の現場づくり | 社員インタビューvol.14
新人時代の失敗を経て―今だから分かる”現場代理人の意義”とは
まずは自己紹介からお願いします。
私は2015年にヨコソーへ入社し、今年で11年目になります。今だからこそ笑って話せますが、新人時代に4日連続で遅刻をしてしまった苦い経験があります。当時、教育係として指導してくださった現場代理人の先輩がとても辛抱強い方で、私は遅刻4日目にして初めてガツンと怒られました。(笑)
作業だけでなく仕事への向き合い方まで丁寧にご指導いただいた経験が、独り立ちをした今でも活きていると感じます。
失敗から学べることも多いですよね。今は現場代理人としてどのようなことを意識されていますか?
”いただいた仕事を一つひとつ丁寧に取り組み、マンションの資産価値を向上させること”を意識しながら、日々現場管理や居住者様の対応をおこなっています。

ごまかさない勇気と「誠実に働く」という覚悟
ヨコソーは「しっかり、まじめに、誠実に」と打ち出していますが、久保寺さんが考える”誠実さ”とは何ですか?
うそをつかずにお客様と正面から向き合うことが、私の考える”誠実さ”です。大規模修繕工事では、計画段階では予想しえなかったイレギュラーが発生することがあります。そうした工事中に、居住者様にご迷惑をおかけするような不手際があった場合、ただ表面的に謝罪するのではなく、「なぜこのようなことが起きたのか」「これからどう改善するか」といった部分までお伝えし、ご理解いただくようにしています。
原因と対策までセットでお伝えすることで、居住者様のご不安も少し解消されそうですね。
そうですね。状況をごまかしたりせず、分かったことはきちんとお伝えして、当たりまえのことを当たりまえに積み重ねていく。この姿勢を大事にしています。
現場を動かすのは“対話力”。密な情報共有の理由
久保寺さんの現場を訪れた際、OJT中の新入社員や作業員の皆さんと積極的にコミュニケーションをとっている印象をうけました。
確かに、役職や立場関係なく、自分から積極的にコミュニケーションをとるようにしていますね。工事を進める上で、作業員の皆さんや管理組合、修繕委員の皆さんとの密な情報共有は欠かせません。管理組合様や居住者様と接する際は、難しい用語を使わず、分かりやすい言葉で丁寧にお伝えすることもこだわりの一つです。
そうした”対話力”が雰囲気のいい現場につながっているんですね。
はい。良い空気感の現場だと、たとえば判断に迷った状況でも自分だけで抱えこむことなく同僚に相談しやすいんです。
「困ったとき思い出してもらえる存在に」久保寺さんが考える信頼の形
ずばり、久保寺さんにとって「信頼される」とは?
ふとした瞬間に私を思い出して頼っていただけることではないでしょうか。工事が終わった後に、何か気になる部分が出てきても「久保寺さんなら対応してくれる」と皆さんに感じていただけるような存在を目指しています。
そのためにも、日ごろから「当たりまえのことを当たりまえにやる」ことを心がけています。言葉でいうと簡単に聞こえますが、日々実践し、継続するためには相応の覚悟が必要だと思います。そう思えるのも新人時代の失敗経験があるからですね。
”愚直さ”と”綿密なコミュニケーション”を軸に、これからも居住者様や作業員の皆さんとの信頼関係を築いていきたいです。
当たりまえを積み重ねる。その誠実さが未来をつくる
新人時代の失敗を糧に、現場代理人として一つひとつの仕事に誠実に向き合っている久保寺さん。インタビューを通じて伝わってきたのは、状況をごまかさず、起きた事実や原因を冷静に考え、改善策までを丁寧に伝える姿勢でした。
こうした考え方は、久保寺さんだけにとどまらず、「しっかり、まじめに、誠実に」を掲げるヨコソーのすべての現場に浸透しています。管理組合様や居住者様、作業員らとの対話を積み重ねながら、今日も現場代理人たちは完工に向けて励んでいます。
※今回インタビューに応じた久保寺は当社のコーポレートムービーにも出演しております。ぜひご覧ください。
YOKOSOHコーポレートムービー