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率いた現場は35件超 —— 安全と品質を守り抜くベテラン現場代理人の仕事観とは|社員インタビューvol.17
工事と暮らしをつなぐ、”現場代理人”という存在
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
横浜第一工事部の所と申します。私は新卒でヨコソーに入社し、今年で18年目になります。これまで、築浅の大型物件から小規模物件まで多種多様のプロジェクトに携わり、およそ35物件の現場を担当してきました。現在は築30年超のリゾートマンションの大規模修繕工事を担当しています。クレーンを用いた斜面への足場仮設工事など、着工当初から難題にぶつかりましたが、現場の作業員の皆さんのおかげで工事を進められています。

守・破・離を大切に―自分の経験則から成る提案を
安全や品質管理について、所さんが最も大切にしている考え方を教えてください。
まずは施工計画書や仕様書に記載されている内容や基本のルールをしっかり守ること。これは現場代理人として絶対に欠かすことのできない要素ですね。そのうえで、これまでの経験を踏まえ、現場の状況に合わせてお客さまに寄り添った提案をするようにしています。また、いくら注意していても、事故や怪我が発生する可能性がゼロになることはありません。だからこそ、作業区画の整備や定期的な施工箇所のチェックなど、小さな積み重ねを大切にしています。
所さんの現場は常に整理整頓されている印象がありますが、その理由はなんでしょう?
前述のように、作業区画と居住者さまの導線を明確に分けることを常に意識しているのが、現場の美観につながっているのかもしれません。また、作業員全員で週に1度、必ず清掃を行っているのも大きいですね。現場は気を抜くとすぐに散らかるので(笑)。だから作業員同士で互いに目を配りながら、こまめに整理整頓をしています。
安全・品質管理のために― 駅前物件で苦労した経験
これまでの現場で、特に印象に残っている現場はありますか?
駅前にあった19階建て(約70m)の物件が印象に残っていますね。全面的に足場を組む計画で、外壁タイルの補修箇所も多かったんです。ただ、駅前という立地上、“絶対に落下物を出してはいけない”という強いプレッシャーがありました。そこで、落下物防止のためにアサガオを設置するなど、いつも以上に安全管理を徹底しておこないました。無事に完了したときは、本当にホッとしました。
● ● ● ● 安全管理には欠かせない 「アサガオ」とは ● ● ● ●
高所作業で最も避けなければならないのが“落下物事故”。そこで活躍するのが、「アサガオ」と呼ばれる水平養生です。アサガオは、工具・材料・タイル片などの落下を防ぐために建物外周に設置する“受け皿”のような設備で、特に駅前や人通りの多い現場では必須の安全対策です。所さんも、印象に残っている駅前の高層現場でこのアサガオを徹底活用し、無事故で工事を完了させました。
安心して工事をお任せいただくためのコミュニケーションとは
安全・品質について、管理組合や理事会の皆さまへ説明する際に意識していることは何ですか?
やはり、一つひとつ丁寧に説明するよう心がけています。キーパーソンとなる管理組合や理事会のメンバーの中には、長年建設業に携わってこられた方もいらっしゃいます。そういった方々には話が通じやすい、むしろ自分よりも知識が豊富だと感じることも正直あります。しかし、大規模修繕工事に馴染みのない方が大半なので、きちんと言葉を選びながら皆さまにご理解いただけるような話し方を意識しています。
それも経験を重ねて培われたスキル、ということですね。
そうだと思います。新人時代は経験不足ということもあって、ひとつの判断を下すにしても時間がかかっていました。それに、作業員と意見が分かれたときには、言い争いになることもありましたね。(笑)こちらは現場代理人としての主張がある一方で、経験を積んだ作業員には別の考え方がありますから、意見が異なるのは仕方ないんです。それらをどう受け止めて最善策を導き出すかが重要だと、過去の経験から学びました。今は、多方面から意見を集めた上で、現場代理人として責任をもって判断するようにしています。

管理組合・理事会のみなさまへ
最後に、工事を検討されている管理組合・理事会のみなさまへメッセージをお願いします。
当社には“しっかり、まじめに、誠実に”という企業姿勢があります。実際にお客さまから「その言葉通りに工事してくれるんですよね?」とご質問をいただいたこともありますが、これまで17年働いてきて、この言葉を体現している社員が多いと実感しています。どうぞ安心して我々に工事をお任せいただけたらと思います。
一つひとつの積み重ねが安全管理への第一歩
今回ご紹介した所さんは、当社の中でも特に安全や品質管理への高い意識を持った現場代理人のひとりです。経験から培われた判断力によって現場の安全性が保たれていることが、インタビューを通じて分かりました。若手社員らは、こうしたベテラン代理人の仕事に取り組む姿勢をOJT等の研修を通じて学び、日々成長し続けています。これからも、”しっかり、まじめに、誠実に”を体現できる現場代理人が増えるよう、全社一丸となって若手育成に取り組んでまいります。