楽な現場は一つもない。でも、だからこそ向き合い続ける。|社員インタビューVol.24

大規模修繕工事において、最終的な安心感を左右するのは「どんな現場代理人が工事を担当するのか」。工事の品質や金額だけでは見えにくい部分だからこそ、判断基準として重視される方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、新卒入社から12年目となる、東京工事部 / 川口翔太さん。足場に上がり、自分の目で細部まで確認するフットワークの軽さと、状況を冷静に判断する堅実さを兼ね備えている現場代理人のひとりです。フランクで話しやすい一方、仕事には一切妥協しない。そのバランスの取れた人柄から「信頼が築かれる理由」を紐解きます。

目次

「できる・できない」の判断軸を大切に― 現場に立ち続けてきた12年

今日はよろしくお願いします。まずはこれまでのご経歴から教えてください。

東京工事部の川口です。新卒で入社し、今年で12年目になります。高校時代から付き合いのある友人が内定をもらっていたことがきっかけで、一緒にヨコソーへ入社しました。

仲が良いんですね。OJT期間も含めると経験した現場はどのくらいでしょうか。

いえ、全く(笑) これまでトータル20件ほどの現場を担当してきました。規模としては、だいたい100世帯前後のマンションが多く、現在担当しているのも総戸数102戸の物件になります。

川口さん.webp


着々とキャリアを築かれている印象です。先日は営業担当とヒアリング  (プレゼン) に参加されたとか。

はい。緊張するので、かしこまった空気の中で話すのは苦手なんですが(笑)、事前に上長や営業担当と現地へ足を運び、「ここはどう進めるか」「どこにリスクがあるか」といったポイントを整理していたことで、ヒアリング当日は落ち着いて話せました。初期段階で、工事部員の視点から”できること・難しいこと”をはっきりさせておくことが大事だと思っています。

その積み重ねが、高い工事品質や安全管理につながるということですね。

そうですね。曖昧なままだと、後から調整するのに時間もコストもかかってしまいます。

「楽な現場はない」という前提で向き合う

これまでに担当した現場の中で、特に苦労した現場はどのようなところでしたか?

どの現場も苦労しましたよ。建物の状態や立地条件、居住者さまの状況などそれぞれ異なりますから、楽な現場なんて一つもありません。ですので、必ず「何らかの課題がある」という前提のもとで、先を見越した現場運営を日々心がけています。

なるほど。先を見越した現場運営のポイントは?

現場では、洗浄や塗装など様々な工事が同時進行でおこなわれるので、各工事の状況を踏まえた調整が重要なんです。例えば、水がかかる可能性のある箇所は先に作業を終わらせておくなど、それぞれの工事の職長とコミュニケーションを取りながら対応を検討し、指示を出します。今回の現場のように、大型連休と工事が重なる場合も「この工区はここまで作業を終わらせておこう」といった細かな調整が欠かせません。

川口さん②.webp

代理人に求められるのは「冷静さと鈍感力のバランス」

川口さんから見て現場代理人に必要な要素は何だと思いますか?

そうですね・・・すべてを1人で抱え込みすぎず、うまく受け流せる「鈍感力」かなと思います。現場代理人は多くの判断を下す立場なのでプレッシャーもありますが、誤った判断を下さないためにも、周囲と連携しながら必要なところに集中するといったバランス感は意識しています。

バランス感ですか。居住者さまや理事会とのやり取りにも活きそうですね。

現場代理人が冷静さを欠いてしまうと皆さんが不安になるので、落ち着いて対応するよう心がけていますね。やはり大規模修繕を無事に終わらせるためには居住者さまや理事会・管理組合など皆さまのご協力も必要なので、納得していただけるよう、伝えなければいけないことはきちんとお伝えしています。

川口さん④.webp

自分の目で、現場を確かめる

ヨコソーの中堅代理人(20~30代前半)は「フットワークの軽さ」が特徴ですが、川口さんから見ていかがですか?

そうですね。ベテランの現場代理人だと、補佐の現場代理人が数名常駐するケースが多いですが、中堅勢は1人で現場を受けもつのがほとんどなので、フットワークの軽さは当然かなと思います。私も、少しでも気になる部分は自分の目で確認するようにしています。今の現場は補佐の現場代理人が1人いるので任せる部分もありますけど、現場の状態は少しでも把握しておきたいので。

工事がはじまってから気づくこともありますよね。

ありますね。実際、現場を巡回している途中で、工事計画には挙がっていない劣化部分が見つかる場合もあるんです。そうした箇所を見逃さず、記録として残すことも大事だと考えています。

川口さん③.webp

「任せてよかった」と思っていただくために

川口さんが現場運営で一番大切にしていることは何ですか?

安全管理ですね。完工時に「事故がなくてよかった」と心から思えることが一番なので、安全管理は大前提です。とはいえ、いくら事前準備をしていても、いつ、何が起こるか分からない部分もあります。だからこそ、日々現場を回って状況を確認したり、作業員や補佐の現場代理人と密にコミュニケーションを図ったりしながら、現場経験を積み重ねることが重要じゃないかと思います。

川口さん⑤.webp


工事の品質や価格だけでは測れない「安心」は、現場を支える現場代理人の姿勢によって生まれます。
一つひとつの判断を丁寧に積み重ね、先を見据えて行動する。その誠実な取り組みこそが、「大規模修繕工事を川口さんに任せてよかった」という評価につながっていくのではないでしょうか。


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