「現場の主役は作業員の皆さん」―現場代理人流 信頼の築き方に迫る|社員インタビューVol.23

現場は、人でできている。作業員、管理組合・居住者の皆さま――さまざまな立場の方が関わる大規模修繕工事において、すべての中心に立つのが現場代理人といえます。横浜第二工事部の梅田暁さんは、これまでに20件以上の現場を経験し、「率直で誠実なコミュニケーション」を軸に信頼関係を築いてきました。今回の社員インタビューでは、梅田さんの言葉と姿勢から、「信頼が生まれる現場のあり方」について、ひも解いていきます。

目次

形に残る仕事が、自分の成長を映す

本日はよろしくお願いします。まずはこれまでのご経歴から教えてください。

横浜第二工事部の梅田です。ヨコソーへ中途入社して今年で10年目になりますね。これまでに20件ほどの現場を担当してきました。
もともとは別の企業で、プラント工事や行政関連の設備工事などの責任者として現場に携わっていたんです。転職を考える中で、ヨコソーの現場を見学し、「居住者さまがお住まいになられている中で工事をおこなう」改修工事に興味をもったのがきっかけです。

同じ建設業とはいえ、分野によって全く異なりますよね。他社も経験された上で、梅田さんから見た改修工事の魅力とは何でしょうか?

自分が関わった現場が、工事を通じて美しくよみがえる。建物の変化を目で見るのと同時に、自分の成長を実感できるのが改修工事の魅力だと思います。それに、大規模修繕工事は防水やシーリング、塗装など複数の工事をおこなうので、様々な工事の作業員と関わります。そうした”各工事のプロ”である皆さんを通じて、知識を深められるのも魅力ですね。

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徐々に鍛えられた「聞く力」。それが現場を変えていく

入社当初と比べて梅田さんご自身が変わったと感じる点はどのようなところですか?

大きく分けて二つあります。一つは、「相手の声に耳を傾けるようになったこと」です。以前は、独りよがりな考え方をしてしまい、作業員と衝突することもありました。しかし、さまざまな現場を経験する中で、多くの意見を聞きながら、それらを自分の中で整理し、解釈を肉付けしていく。そうしたスタイルが現場運営には大切だと考えるようになりました。

当たり前のようでいて、出来ていない方もいますよね。「聞く」だけではなく、「伝え方」についての工夫はされていますか?

そうですね。工事の説明会や居住者さまとのやり取りについては、特にひと呼吸置いて話すよう心がけています。実は私、昔は会話下手で「何を言っているかわからない」と言われることもあったくらいなんです。(笑)

ヨコソーの現場代理人の皆さんは本当に個性豊かで。統率力が抜群に優れている方や分け隔てなく周囲とコミュニケーションを取る方など、それぞれの良いところを少しずつ学ばせてもらいながら、日々成長しています。

 

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スピードは「情報の届け方」で決まる

現場ではスピード感も重要だと思いますが、特に意識されている点はありますか?

情報を早く集めて、早く伝えること」ですね。居住者さまや建物の特性など必要な情報を早めに収集し、それらを踏まえた内容をなるべく早く皆さまへお伝えするようにしています。

伝え方にも工夫されているとか。

そうですね、配布するチラシにはイラストを多めに入れたり、大切なポイントを絞って掲載したりしています。
居住者の皆さまは日中お仕事や家事・育児などでお忙しく、お疲れの状態で夜にゆっくりとチラシをご覧になる余裕はないと思うんです。ですから、「今どの程度まで工事が進んでいるのか」といったイメージだけでも掴んでもらえるよう、イラストなどの図解を多めに挿入するのが私のこだわりです。

状況によっては口頭でお伝えしなければならないケースもありますが、どうされていますか。

口頭の場合は、まず「自分が言われたらどう感じるか」というように第三者視点で考えてお話するようにしています。
感情的に伝えるのではなく、一度シミュレーションをすることで、自然と伝え方が変わります。これは、居住者の皆さまだけでなく、現場の作業員とコミュニケーションを取る上でも大事にしているポイントです。


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想定外に対して― “まず整理をして、解釈を整える”

想定外のことが起きた場合、梅田さんはどのように対応されていますか?

まずは、自分の中で課題を言語化するようにしています。「何が分かっていて、何が分かっていないのか」を明確にしなければ、相談を受ける側の関係部署や上長にも負担をかけてしまいます。

焦って動くのではなく、一度立ち止まって構造化すること。その姿勢が、確実な対応につながっているのですね。

誠実に向き合うことで、現場は変わる

大規模修繕工事は多くの作業員と関わりますが、梅田さんが作業員の皆さんと接する上で大事にしていることを教えてください。

高圧的な態度は取らないように意識していますね。作業員の皆さんは、それぞれ豊富なご経験をお持ちですし、性格も価値観も全く異なりますから、無理やり一つの方向に統一するのは難しいということを、これまでの現場経験の中で学びました。

自分とは考えが異なっていても、「そういう考え方もあるよね」といったん受け止めること。そうやって皆さんと関わっていくと、だんだん距離も縮まっていくんですよ。(笑)
現場代理人は大規模修繕工事における司令塔ですが、決して主役ではありません。主役はそれぞれの工事をおこなう作業員の皆さんですから、その意識を忘れず、今後も関わっていきたいと思います。


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伴走者として、マンションの未来を見据える

最後に、管理組合・理事会の皆さまへメッセージをお願いします。

大規模修繕工事に限らず、「このマンションを今後どのようにより良くしていきたいか」という長期的なビジョンにまで寄り添い、管理組合や修繕委員の皆さまの伴走者として関わっていきたいです。その視点が”ヨコソーらしさ”でもあるのかな、と思いますね。

信頼していただける現場代理人であるために、”自分の名刺”にもなる資格の取得なども含めて、これからも成長していきたいですね。

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